やる夫短編集 (,,`д`)<とっても!地獄編 やる夫の剣豪ものがたり <その30 優しい狙撃手>

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■2009/04/13(月) やる夫の剣豪ものがたり <その30 優しい狙撃手>


その1~20
<その21 むりやり苦労させられる人間は幸せだ>
<その22 永遠の課題>
<その23 黒歴史には触れてくれるな>
<その24 責任は最後まで>
<その25 道場に行こう!>
<その26 道場に行こう! 山岡鉄舟編>
<その27 拾うために捨てるもの>
<その28 宗矩とお猿と浪人者>
<その29 宗矩と印可と若侍>


684 名前:1[sage] 投稿日:09/04/12(日) 19:56:05 ID:oZ8PrX1D
<その30 優しい狙撃手>

戦国時代 鉄砲の爆発的な普及と同時に 数多くの砲術が武士の間に広まった
その中で最も著名な稲富流砲術の創始者 稲富祐直は 細川忠興に仕えていた

                 !......................................................._
         ,--ー‐─┤:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` 、
       /:::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
        }::::::::::::::::::::/::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::ヘ、:::::::::::::::::::::::::::ヽ
        レ'´:::::::::::::/::::::::::::::l `、::::::::::::::::::::::::ヽ、:::::::|::::::::::::::::`、
      /::::::::::::::::,イ::::::::::::::::!   `、─-、:::::\::::::\::::!::::::::::::::::::::',
     /:::::::::::/γ⌒ヽ、:::::::|   `、:::::::\:::::ヽ:::::::\::::::::::::::::::::::,
   /::::,イ:::::/:::::::::/::::八:::::::::::|    _`、::::::::::::::::::`:::::::::\::::::::::::::::,   忠興様は わたしにとって
   //{:::::::|::/::::イ レ' __ヽ、::::|   弍ミz、::::\::::::::::、:::::`ーz_::::,'
  〃   |:::::::l::|:::::::小 イ旡ミ、:::ヽ   lて_)`ヾ::::::::ヽ::::::::\:::::\:::::!   主君であると同時に
     {:::::::レ1:::::{.∧i! hrヘヽ:::::\  hfひv「`ヽ::::::::::::::::::!ヽ.:::::}:::l
     |:::::/ {:::::::|| 八 弋::] `ー┘ 弋:::::丿  }::ト、:::::::::::}:::::Ⅳ:::|    砲術の弟子でもあるわけです
      Ⅵ  ∨::::!乂ハ `ー'厂!     `ー'ノ  八リ|\:::::|:::::::::::::|
       V   \| jゝ、L_ノ ' ゝ. ___,/  ∧::::八::::V:::::::::::::::!
              ノ:::::i>、  ゚      __/:::::ノ:::::ノ┐::::::::::::::|
            r<::::::/´) >...‐-‐/:::::__イ_,イ l|::::::::::::::::|
           丿 {/ / |::::://::::/ ̄ ̄¨\\ └、:::::::::::|
  ____,,.z彡/    ゙̄)  ∨/:::::::/       ヽ ヽ  \::::::|
    ̄て::::厂イ      ゙̄)__彡::://         `、`、   ',:::卜、  ← 稲富伊賀守祐直
   γ'´::::入  \__二フーァ:::::::l          | l   l:::「`ヽ、 



688 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 19:58:20 ID:t9IiR/q4

稲富ktkr


706 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 20:10:16 ID:k/jCOXmB

昼飯前に下人の鼻そげ落として奥さんと夫婦喧嘩してる人に
よく仕えたられたなあ……




※シリーズ別。敬称略


真島文吉

坂上泉

荻原数馬

川田両悟

富士伸太

ハイヌミ

間孝史

蝸牛くも

rainhills

須崎正太郎

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                :: :: :. ... .::::: :... .
              .::::   \ ターーン /
          .. . .                \ ターーン /
                  ,,-‐''"´'':、,,                ,,_,__
_,,.--ー''''''"゙゙ ゙゙̄"'''''―--.,,,,,,-‐'゛.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.:  _,,.;:--''"´`゙''ー、/ヽヾ\
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ある時 忠興と祐直は 山中で鳥銃による狩猟を楽しんだ



         ____
        /⌒  ⌒\
    (ヽ /( ●)  (●)\   /)
   (((i ):::::: ⌒(__人__)⌒::::\ ( i)))    狩猟は楽しいお
  /∠ |     |r┬-|     |_ゝ\
  (___     `ー'´   ____ )  今日も獲物をたくさん仕留めたお
       |        /
       |       /
         |   r  /
       ヽ  ヽ/
        >__ノ;:::......  ← 細川忠興


           ,、
     _,.-‐─-/ ヘ‐-、_
    /        |   `ヽ、
   /     i  λ:: |: ヽ、  .ハ
   | iノ .:  | 'フ´|::. j`ヽ、| λ |
   |/ : : .;イ´j/, j;:/  , リ 〉 ヘj
  〈 : :/::|  ┃ ,H  ┃ ∧ノ ,〉
   V}`|: ::|.`‐-‐'  `‐-‐'〈::::j,/{      殿に喜んでもらえて なによりですわ
     j ::| :.:|、""" {_,フ "jY77ァ:. |
     | ::| ::{ `>‐-‐{ニニ二}: : |
    ノ ::丶、ヽ、 |__{ニニ二}: :. |
   / : :::f´ 、ー-`| ,.〈    ,〉: :. |
 / / : ::|  i\.|//|    |: : ヘ、
〈 :/ : : ::|  |> `´ <|    ト、:. : : \



      ____
    /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\
 / ::::::⌒(__人__)⌒::::\   ん~ でも ひとつ気になることがあるお
 |        ̄      |
 \               /



   ∩___∩ ∩___∩ ∩___∩ ∩___∩
   | ノ      ヽ/⌒)     ヽ/⌒)     ヽ/⌒)     ヽ/⌒)
  /⌒) (゚)   (゚) | .|    (゚) | .|    (゚) | .|    (゚) | .|
 / /   ( _●_)  ミ/ ( _●_)   ミ/ ( _●_)   ミ/ ( _●_)   ミ/
.(  ヽ  |∪|   /  |∪|   /   |∪|   /  |∪|    /
 \    ヽノ /     ヽノ ./      ヽノ /      ヽノ  /
  /      / ./       / ./      / ./         /
 |   _つ  / |   _つ  / |   _つ  / |   _つ  /
 |  /UJ\ \.|  /UJ\ \|  /UJ\ \.|  /UJ\ \
 | /     )  )| /     )  )| /     )  )| /     )  )
 ∪     (  \      (  \      (  \      (  \
        \_)       \_)       \_)       \_)
   ∩___∩ ∩___∩ ∩___∩ ∩___∩
   | ノ      ヽ/⌒)     ヽ/⌒)     ヽ/⌒)     ヽ/⌒)
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 / /   ( _●_)  ミ/ ( _●_)   ミ/ ( _●_)   ミ/ ( _●_)   ミ/
.(  ヽ  |∪|   /  |∪|   /   |∪|   /  |∪|    /
 \    ヽノ /     ヽノ ./      ヽノ /      ヽノ  /
  /      / ./       / ./      / ./         /
 |   _つ  / |   _つ  / |   _つ  / |   _つ  /
 |  /UJ\ \.|  /UJ\ \|  /UJ\ \.|  /UJ\ \
 | /     )  )| /     )  )| /     )  )| /     )  )
 ∪     (  \      (  \      (  \      (  \
        \_)       \_)       \_)       \_)

       ↑ 忠興が仕留めた獲物の数



   ∩___∩ ∩___∩ ∩___∩
   | ノ      ヽ/⌒)     ヽ/⌒)     ヽ/⌒)
  /⌒) (゚)   (゚) | .|    (゚) | .|    (゚) | .|
 / /   ( _●_)  ミ/ ( _●_)   ミ/ ( _●_)   ミ/
.(  ヽ  |∪|   /  |∪|   /   |∪|   /
 \    ヽノ /     ヽノ ./      ヽノ /
  /      / ./       / ./      /
 |   _つ  / |   _つ  / |   _つ  /
 |  /UJ\ \.|  /UJ\ \|  /UJ\ \.
 | /     )  )| /     )  )| /     )  )
 ∪     (  \      (  \      (  \
        \_)       \_)       \_)

   ↑ 祐直が仕留めた獲物の数



       ___
     /   ヽ、_ \
    /(● ) (● ) \      今日に限ったことじゃないけど
  /:::⌒(__人__)⌒::::: \
  |  l^l^lnー'´       |   仕留めた獲物の数は 忠興のほうが多いお
  \ヽ   L        /
     ゝ  ノ            もしかして 祐直は忠興に遠慮してるのかお?
   /   /



          r-、
       rー―― !: : `´ ̄`. .' . 、
     ,!: : : : : : :!: i : i、: : : : : : : :ヽ、
     /: : : : : / /|: | : l:!ヽ : : : : ヽ : :ヽ
   / : : : : : ,': ,' .! l: : !| l: i、: : : ヽi : ',
   / : : : ,: : ,!-!‐ !,l: : l:! !‐!- 、 : : ヽ : !
  .,': i: : : i: : :l :l  lノ!: : !! |/ ヽ : : i: ',: |
  l : |: : : !: : :N  _! : リ ' _ ヽ: :|: :V
  |: /!: : :|: : l. ,´== `r‐{. ==ミ!i: :h: !
  l/ !: : i、:i'{ ''''   ノ ,.ヽ  ''''ノ,ハ:l,ハ,!   いえいえ そんなことは ありません
    ヽ: l ヽ!:`iー‐‐' r‐┐`''''",!,! :i' :|:i
     ヽ! ,|: |:i`'ー- `_‐',., イ: !': : !: :!:!   獲物を数多くとる技術は
 r 、     /|: :!|: : |, '^'、 ,ハl:/: : :,! : ',|
 ヽ ヽ_r_v r! :ヾ―l,  V  /: : : ハ: :ヽ   最早わたしより殿の方が上まわっていますわ
   Y,. -{ Y!:',: :ヽ:.:.V´,フ、ヽ/ : : /:.:`i,: : :',
   l、/´)ハヽ'、 :ヽ:.ヾイ|.!|、! : :, ':.:.:./ ! : : ヽ
  / `ュ,ノ }i 〉ヽ :ヽ:ヾ|,|,!'l: :/:/:., '  !: : : : ヽ
  ト´、  ノ l':.:.:.:ヽ:}:.:.::.:.:.:|/:.:i//  l: : : : : : i
  !  `    !:.:.:.:.:lノ:.:.i:.:.:.:.:.:.,' /  l: : : : : : |



      , ―-  _,「` ー‐-  _
       /: : : : : : : : :! : : : : : : : : : :` '. 、
     /: /: : : : : : : :!: : : : : : : : : : : : : : : ヽ
     ,': /: : : : : /: : | : : : i .:i : , : : : :, : i: : : ',
   . l./    ./: : : | : : : |:/! : !: : : : ', :,l: : : :',
    /. . : : : :/ : ,. ァl : : : |:| l:` l、.: : : : ハl. . , !
  . / : : /: : ,'/: / l: : : :l:! 、:'、\: : `' !: :!: :!
  /: : : ,': : .:l: : :/__l: : : :l| _ヽ_lヽ、.: .: ヽ |: :|   でも わたしには わたしの「こだわり」があります
  ,': : : :l:i : : |: :/, 〒.、! : : :!  ,〒 ミ ヽ.: : : ヽ: :!
  l: : : /!l: .: ,L/トi':::Nヽ: : :l  トi':::Nヽ_ヽ.: .: :',:l    ……よろしかったら
  ヽ: :l. l|: :/ ム弋二ノ !`-l 弋二ノ l. ll.:〉、: l:!
   ヽ! ヾ {「 rイヽ二 .ノ , 丶、 二( ヾ 〉 : l: /l    弾丸の跡を御検分ください
     ,'.:〉! ヽ V ,/    o   ヽヽゥ 〉: : l/ l!
    ,':/.:,ヽ   )` tz---t '' 7'"  } `ヽ : : ',
    //.:/.{ ̄` ''くl:.:.:.|   l,. ┴ ''' ´l / ヽ: : :',
   //.: :|,/ミミ、、、 ヽ:|´ ̄ {  ,. ,., 彡!'  !:ヽ :',
  /.: .: / ` 、 ``ミ!:.l.   ハ彡' , - ' ` 、 |: :丶ヽ


           ___   ━┓
         / ―  \  ┏┛
        /  (●)  \ヽ ・
       /   (⌒  (●) /
       /      ̄ヽ__) /
.    /´     ___/        弾丸の跡……かお?
    |        \
    |        |



そこで獲物の身体を調べてみると 忠興の弾丸は身体のあちこちに散らばっているのに対し
祐直の弾丸は 全て眉間を貫いていることが判明した

               |! トヽヽ,\__ __,、
                  f ,i !- ':´  ̄ ̄ヽ. ヾト ィ',ィ, ,.ィ__
               __∠    ― 二 =、 ヾY,}:i:iK '`  `てイーzィ
            `斗レ'   ¬ .<ヾト、 Y}:}:j厶- - 、      `t__
           __ノ’ ,.  --、ヽ.\ヽ:Y!iv厂 --一- ``、      `^戈__,>`ヘ
          __Z   , ィ'´fiミ__Yiいヽ!:リ●彡r '´ ̄´¬丶ヽ、   X. i{     ',
       ___)    ≦ 'ラ_{(・)}j川 kソ个rイ〃 '// _ヽ ヽ.     ヘヾ       }
       _,)'/,  z 彡rシ ソソ:`,ソ:' メ⌒i. j ‐、ヾi i,.ィ_'ニ二ヽ,  ヽ    }:i    /
      勹/〃,  -ー彳´ ;/¨:::`::く._    ヾ Yij{(・)>= ≧ヾ:ヽ:ヽ ヾ,  `ミゞ--:r'
       之. イ/ / , ゙ ,' {::f⌒}::,':::::::::ヽ  ,丶 `iヾ三ぐ¬ミド} }ヽト :}    ゞミ(^
     'ライ〃i;' ,'   ,' :v'ヾ| ,ノ:::/⌒!:::/    ,.i トヽヽ丶`  ヾミ:ヾト、   ヾヽミi}
    _,メィ/;:イ ' /  ;i: i! ヽ.. ー' ¬'Lイ ji ,i   ,i.l }: ヽ丶``   ヾ ヽ \:.ヽ:トゝ
   __Z イィ /i ,〃 /!i iト .,___ ヾ´ '’ ,八 ヽ }!   \ヽ`    \、ヾ :,ハ ヘ,
   ブイ〃//i ,:/:, ハ1i: ,>'‐L/7'ァ-ァァ'个 、 ヽ ヾ     c ヾ` 、`: ミト、} ハ メゝ
  厶'〃// ,' ,.イ ,' / 'i:iハ.y' {_  ̄ ブZ j:j:ヽヽ__,ィこつ ヾヽ、   ヽ. \  ヾト、ヘN


      ____
     /\  /\
   /( ●)  (●)\
  / :::::⌒(__人__)⌒:::::\      お~ これは確かに すごいことだお
  |     |r┬-|       |
  \     ` ー'´     /



     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/    (●)  (●) \   ん? でも鉄砲の目的は
|       (__人__)    |
/     ∩ノ ⊃  /   数多くの相手の命をとる または戦闘不能にすることだお
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |    だとしたら 祐直のこだわりには 何の意味があるのかお?
  \ /___ /


       /´`ヽ/´\-‐─-、_
      ,ノ"   {         `ヽ、
   /    , |   |、    \:  ハ
   / ,ノ    i /∨.  | ∨   ヘ.  }
  / ,/    ::;| |'´∨ { ⌒ヽ    ヘ.j
 j//   / ::;/|/ __ ヽ、|  __\:::: }::: ,〉
  |  /| .:;ハ ィチミ H ィチミ V:::メj,/|
  ヽ、| { ::{::ハ、_,ノ ヽ__,ノ|∨iノ:i|   ……確かに 殿の言うことにも一理はあります
      ヽ、|:::j、   -‐    ,|::. | |
       { ::|::`二=r r=ニ":::j:_ | λ
     /:ヽ{/ヽ |/ヽ,/  ̄( |__j::: ヘ
    /::/|::::/ /   |/    r'、〈〈 }::.: ヘ
      ヽ:| |::j ゝ:::. ', ::::...   {ゝ-‐',},〉::i: 〉



                                ,、
                                 | `ヽ、
                         ,r‐--}`ヽレ‐-、.`ヽ、
.    \                 /    ,|   }`ヽ、.`ヽ、`ヽ、
.     \                 /   / //|  | /|  `ヽ、`ヽ `ヽ、
         \          //  / // .l  l/| |、   ヽ ヽ  `i
          \         / /  / //| /|   | l| ヽ     ヽ ヽ   |
           \     l  |   / /,.. -、 l   | ,..-、 ヽ     ヽ ',  |
            \-、    ! / l //r`::r ヽ、.l lr:::ヽヽヽ   i ヽ .l |
                r'{ヽ ',__  ヽ{ ト| l l.:::ノ i__,/ ゝ l:::::::r' 〉 ト、 ', ∨ |       でも この 「こだわり」こそが「技」を生み
                {ニi//`ヽ、 l 、i. ___,ノ '、  `ー ,' / |) ) } | ヽ′
             y /     ` <  |` 、_ ー `ー‐'_,/  |'´ | ,/ | ||       そして その「技」を修得せんとするところに
                >'       ,/ /ヽ,.-、_>-‐ <)   l  レ'  | ||
                \   ,/  /   ,//::/ /::/   /     | }{        砲術の「道」が示されるのです
                \ /  ,.-‐'   ,∠ f=======┐   |( ヽ
                  { { i、___ / /|     ||    |   i   l ゙゙゙゙
             __... -‐ヽヽ|′/l/⌒,ネ    ||    |  |  l
      ,.-‐ ´        / ///:::://ー┬-r、i´|`レ)_|,  |   ',
     /,..-‐ァ'´    _,. '´/ // ,/::::/77:::::::| lヽ、_ノl )ヽ  |   ヽ
.     〃´ //  / /  /   ,|::::/:/::l:::::::ノ|  \__,/ノ /  |   ヽ
      / ,イ  / /  /  /::レ'::/::::|/|::|    \__,.<      |     ',
.      l i |  |/  /  //::::::/::::::::::::l:::|       ヽ     |    }


      ____
     /\  /\
   /( ●)  (●)\
  / :::::⌒(__人__)⌒:::::\      なるほど! さすがに祐直は名人だお
  |     |r┬-|       |
  \     ` ー'´     /



       ____
     /      \
   / ─    ─ \
  /   (○)  (○)   \      ( でも…… )
  |      (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /



     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
/    (─)  (─ /;;/    ( なぜだろう?
|       (__人__) l;;,´
/      ∩ ノ)━・'/       祐直の言葉には 違和感が拭えないお )
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___

忠興は 祐直に対して 小さな不安を感じた



この忠興の不安の正体は 遠く朝鮮における戦場で明らかとなった

    _,    _,     _    _     _    _,    _    _    _, ,
    |_|_|   |_|_|    |_|_|   |_|_|    |_|_|   |_|_|   |_|_|   |_|_|   |_|_||
 | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_ | ̄|_
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´⌒ ,,_∧  ∧_Å #__#  ∧_∧ §_§  ,,,,,,,,,,,,  ↑_↑
´⌒<◆∀´> <メ皿●>< `д´> < `皿´ > < `∀´> < `∀´> < `д´> ⌒`)`)
(⌒━∪∩━〈>∩━〈>∩━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩ ━〈>∩━〈>⌒`)
⌒⌒ ∧_∧  个__个  tttttt  ,,,,,,  △△△  ∧∧   へへ   `)⌒`)
(´⌒< `皿´><◆∀´> < `∀´><`∀´>< `皿´> <`∀メ> <`Д´> )⌒`)`)
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(´( l , O  l , O  l , O  O 、 l  l , O  O 、l  O 、l  O 、l`)⌒`)
(´⌒( ´⌒( (⌒(´⌒88888   ∧_∧   ∧_∧)⌒`)⌒`)⌒`)⌒`)⌒`)⌒`)
  (´⌒(´⌒(´⌒(´(  `ハ´)(  `ハ´) (  `ハ´)つ)⌒`)⌒`)`)⌒)人
      (´⌒(´⌒( つ  / ヽ[| ⊂[) .( つ  /ミ `)⌒`)`)⌒`)(;0w0)ノ
    (´⌒(´⌒(´⌒|  (⌒)  (⌒)  | (|  (⌒))⌒`)⌒`)`)⌒`)`)丿
        (´⌒(´し'⌒^    ̄ (_)`)し'⌒^`)`)`)⌒`)`)⌒`)



         ___
       /     \
      /   \ , , /\
    /    (●)  (●) \    敵兵どもが 誘きだされてきたお
     |       (__人__)   |
      \      |r┬-|  ,/    鉄砲隊! やつらを蜂の巣にしてやるお
     , -‐ (_).ヽ`ー'´   ィヽ
      l_j_j_j と)         i
       ̄`ヽ        | l


            __,.-‐─-'´ |ー‐'`ヽ、
        ,.-‐'´            |    λ
      ,ィ' .:: :,      ,j  i::  |    ∧
     / /::;/      λ |::  | `ヽ  ヘ
    /  j,ノ   ...,   / ∨|:::. |\. |::.  ハ、
    |  /   , .::::/‐-‐'´  ヽ|::: j`ー|-}、::   \
     | { / j :::丿 /     }::: /   jノ::::::::  λ 〉    ,、
    | |/| { :::〈,ノ´ ●   、j;ノ ● {::ヽ:::::  〉|/    ヽ_)
    j丿:|:∨ :::::{ {  〃//八//〃iノ:::j::: / ´
    /  :|: ::`ヽ:::| ` ー--‐ "  `ー-‐'j::::::}:;イ        は はいぃ
    /  .::| ::::::::|`    /´ ̄ ̄{(^マヘl^i:´:: |   }ヽ、
   /  : :::{ ::::::::|~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ (ヽヽゝ }:::::: |   ヽ._,)
  /  .: ::::ヽ :::::| ゛"~ ゛: : : :{ ̄ ̄ ̄ ̄゛i:: |



              ,-‐-、    ターン  ターン    (.,;;;;;;;;;;;;)゙,;;;;; ::;.:;");; :... :..    ....;;;; :: ;; :  :..
.         ,-、   /  IIヽ             ノ.,;;;⌒ヽ;;;;;::;;;); ::; :      ターン ;;;; : ::, ;:;;;;, :: .
        く  \ ノミノ゚,、゚),===========i,=..:::;;;;;;(,;;; ::,;;; ;;)",;;;:,;;; ::..       (";";;;;゙; : ;":,;::.. ;: ::
        /∠◎ヽ≡/ ('-、っ' ̄ソ ̄ ̄ .,;;; ;;;;:;;;;;;;; ;): ;"':; ;;;;  ::.   ターン   ヾ.,;;;⌒ :;.;;;;.. :.
    (⌒ヽ ノミノ ・ ),===========i,=..:;,;;;;;;;.);;;;;;;;;;;;;;:':; : _ヽ   :: :       .....::;;;;;;  ⌒ヽ;"':; :;::.
    ヾ Δ≡/ ('-、っ' ̄ソ ̄ ̄.,;;;;;;;;;⌒;;ヾ;;;;;ノ,;;;; ノミノ ・ ),===========i,=..:;;;;;; ':;,;; ;;;;;;;);;:;,;;;:: ,;;;:::;:......
    ノミノ丶),===========i,=..:;:;;;;;;;;);;;;;.;.,;;;;':;.;"':; /≡/ ('-、っ' ̄ソ ̄ ̄ ̄ :;;ヽ;;;;:";"; ;;;;;;;;;;);;;::";;::; ;;::;:...
   /≡/ ('-、っ' ̄ソ ̄ ̄ ̄   :;;;:ヽ;; ノ゙_ヽ ;"  ヾく彡ノ]    ,;;;⌒ヽ;;::;;;;;;;;;;("':;,;;; ;;;;; ;;: : ::.. .
   ヾく彡ノ]`‐‐´ヽヽ ヽ |     ノミノ ・ ),===========i,=..:::;;;;;;,;;;;;;";"(,;;;;;;;;;;;; ;:;;,;;;:)゙:;;,;;;,;;;: ::..
   (  ◆ ) ヾヽ > / `っ   /≡/ ('-、っ' ̄ソ ̄ ̄ ̄     : ;;;;:;;;;;;;;;;;ノ':; ;;;; ::;.: :::;::...
  ∠≡∧≡ヽヽ ヽ |   ̄     ヾく彡ノ]`‐‐´くソ  ,、ヽ / く.    :;; ヾ;;;;;;;; :";";";":.:;;;;:::...
  くソ ノヾヽ > / `っ        (  ◆ ),--、  ̄  ヽ' `ー-'     :;; :: ."; ;;;; ::;.:; ;; :..
   | /   ヽ |   ̄        /≡∧≡ヽ/ >               "::;;::::.."
  ノ )   / `っ          くソ  ,、ヽ / く.
   ̄     ̄ ̄            ̄  ヽ' `ー-'


                  ,、    /
              /`ヽ‐| `ヽ-/‐-─-.、_
             jノ    |  i|       .λヽ、
           '⌒メ"  / ,j:|  ||、   \::(_,j: ハ/
           /  , ./ 、/ |:|  リ `ヽ,  `ヽ、  ´|
         j ,i (j | /ヽリ.  | / \i、 ト、|: |
         | ハ  ,∨、___ \{   、__  |:ヽ|:::  |
         V  ∨::ハ {_},, ,}-{  {_},, j |ノ::  |   ,
            }:|:::::}‐/-/'_`/‐/‐'/ j:::  |  (j
             jノ::::λ   i::::j   ,/ ,/::: 、j      はわわわわ
            / :::/::::`>-ニ´-</ /ヽ;::: λ
            ( ::/:/)/ノ、:::/ /j,,ノ_ .\:: \
            r‐/´ '´テ'´// ,/´  `ヽ`ヽ::: \
            〈´ヽ、_,,ノ{__,≦ソ'´ /      ハ }:`::. ヘ、
             }  ,ノ::/::γ   /       {__j::::ヽ:::: ヘ、
            〈 〈:::/:::::人..::::/    / /´::::::::::::}:::i::::



        ノ L____
       ⌒ \ / \
      / (○) (○)\        祐直! なにをやっているんだお!
     /    (__人__)   \
      |       |::::::|     |      稲富流砲術の技の冴えを
     \       l;;;;;;l    /l!| !
     /     `ー'    \ |i      今こそ見せるときだお!!
   /          ヽ !l ヽi
   (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
    `ー、_ノ       ∑ l、E ノ <
               レY^V^ヽl



                  ,へ、 _
               /` ー―--|       ̄``  、
          , '         !           丶
         /          |     l       丶
       /         ,|    l ハ  l    、  丶
      /         /  / !     | i l  l      ヽ   ヽ
    /   , '    /  /   l.     l.|  !  !、     丶 i.  ',
   /     /   /  /  _ノ!    |l.\l  l ヽ      \. i
  /,イ   , /    .!`7  ̄  {    l!   l`'┼┼---    ヽ}
. /' !  /,/ ,   | /     ',   |   ', ! ヽ     、   ヽ
   l / / !  !   ,ハ{       ヽ.   |    ヽ!   丶    ヽ   ヽ
   ∨,/ |  l.   i   -‐- 、   ヽ. |  , -―-  \.   !   ',
   i| {.  !   |ヽ r_ 二ニヽ   ヽ! ,ィ'ニ二._ヽ  ハ  |`i 、 i
   || ヽ ヽ.  l l(_ノ   ゚ °           ` / ハ   ! | ヽ |
    ヽ!   ヽ {\| |         '         " // i. ,',/  ,リ    う 撃てません……
       /\! i /{                 /'   | //   ′
      ,//  l / 丶、      ‐-―-    , '′   !' {
     /    /   / /`>- 、    _, イ/    /  l
   /     /   / r '"..:..:..:.l  ̄ ̄ !..:.`/    /   !
 /      /    ,/ /..:..:..:/ー'′    {_..:/    /.、   l
'"    , -/    /_/_..:./´ ̄ ¨ ‐ 、 ,//    /.://ヽ  ',
    / ,/  /´、   }/         ソ/    /.://.:/ヽ  ヽ


       ____
     /⌒  ー、\
   /( ●)  (●)\
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      o        /: : : ´: : : :.| : : : :ヽ: : : : : : : : : :\: : : : \
             //: : : / : : | : : : : : \: : : : : : : : : :\: : : : ヽ
            /: : : : :/ : : : |:.l: : : : ハ \: : : : : : : : : :\: : : :ヽ
           /: : : : : /: : : / |:.l: : : : | ヽ \: : : : : : : : : :\: : : ',
       /:/ : : : : /:|: : :/ |:.l: : : : |ー-\<\: : : : : : : : : ヽ: : i
       /: /: : : : : :./ ┼: /-‐レヘ: : : :|  x行代心\ : : : : : : : : \!
       /: /l : : : : : ,': :/|:./x行外ヘ.: : :l   {ハト イlj゙ヾ\: : : : :\ : : ヽ
       ∨ .| : : : : : : /: lYハノトイ| ヽ : |   V込:: リ   |\: : : : 厂lヽ|      O
        | : : : : i / : : :l V少  ,\| ///`    |: : ヽ: : :| : |
        ', : : : :.|ヘ: : : :|. ////////     |: : :.: |∨ :│   鳥や獣なら なんとか我慢できますが
         ヽ: : : |:∧: : :}      ^^         ,': : : : | : : :│
          \:|:l ヽ:.:ゝ                  /: : : : :,': : : 八    人を撃つなど わたしには とてもできません!
O  。           ヾ{ ∧|: : :>          イ-/: : : : :/: : : : : :.ヽ
               l: :|: : : : : : |> ー=r<   Ⅳ: : : : :∧: : : : ヽ : 丶
               l: :|: : : : : : |\:_/ }     //: : : : :/<\ : : : \: :\
               |: :|: : : : : : |/  _/__//: : : : :/ // \ : : : \: :\
               |: :|: : : : : :/  l'´   //: : : : :/´//,二-ヘ: : : : :\: :ヽ
              ∨ : : : : ∧  |:   //: : : : :////    ヽ: : : : : \: ',
               /: : : : : ∧ヽ  |   //: : : : :/´//        ',: : : : : : ヽ}



705 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 20:10:10 ID:j9G26fPD

  何  故  つ  い  て  き  た




         /.: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
        /: : :            \
       /: : : :            \
     /: : : : : :              \
    / : : : : : : : ..               \
    |: : : : : :  ,,,,ノ⌒" '' ``⌒\,,,        l
    |: : : ::;; ( (・) ) ノヽ ( (・) );;:::    |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |: : : : :  ´"''"        "''"´       l  < おまえは何を言っているんだ
   . \ : : : : . .(     j     )      /    \____________
      \: : :: : >ー-‐'=ー-ー<    /
     /ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : イ\ 
     : : : : : : : : :``ー- -‐'"´      \ 
     : : : : . : : . : : .                \

結局 朝鮮において 祐直の弾丸は一丸たりとも敵に 当たらなかったといわれる



帰国後 祐直は前線から外され 関が原の戦い後 忠興から解雇された
                    ______
             __,..-‐'" ̄       ̄~`ヽ、
           /`ヽィ'´          :.     `ヽ、
      /ヽ/   / : :     λ、 ヽ、::        ハ
    ,ノ ./   i .' : : :.     ヘ、 ハ ::  i       }
   ,イ´ ::/   {  : : : : .       `-、 |:::  l        |
  /〃 : /    j、ー--: : : : :      `ヽ、./   i.  |
 /// : : j     |{ `ヽ、   、: : :.、   `ヽ、\   |:   |
/'´/ : : : | ,   |:', __ \.__ ヽ : :ヽ、   }\_〉  |:  {
 / :∧: ::| .|∨ |:::', ,戎Z彡∨iヽ、:.:`ヽ. /,ノ: i   |i ∧  手討ちにされなかっただけ
 { :{  `ー| {-V ト:::}、_,ノi !  |  `ー:-∨: : : : |   |:i  ハ
 ヽ|    ヽ|  ヽ|.〈   i !   |   ::   | \: : : |   |:i.  ∧   まだ ましでしょうか
              ヽ、rっ !  | ;  ::  j ,ィ'´\::|   |:i    ヘ、
              `ーァ-‐‐jノ    ノr==、. `|  : :      \
               /: : ::/´ ,/'"    ∨|/ : : : i      \
             /: ::// /        |/ : : : | : :   {`\\
            j:;/ ,/ /{         〈 : : : :: | : ::  ハ  〉 〉
             {´  / /  }        |ヽ、: : :  } : i:   ヘ//
            ∨ | ,{  |      | , ̄ }: ::_;ノ ::λ:    /
            /ヽ/V  ノ      |/  /´" : : : :::}  .: :〈
            {     /       j'  /  : : : : ::.ノ  : : :`ヽ

鉄砲とはもちろん 戦争のための殺戮兵器であるが
祐直は これを いわゆるスポーツとしての射撃のための道具として認識していたのだった



711 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 20:13:04 ID:k/jCOXmB

実の息子すらふがいないと廃嫡するプチ信長だもんなあ。
やっぱり技術そのものは買ってたんじゃないかと>手打ちにされなかった




この 合戦の役に立たない砲術家を招聘した大名が一人だけいた
               __
               /⌒ヽヽ
       ___   ,、__   |/
  ‐=ニ_ : : : : `Y: :`: : : : : : ` ヽ、
   , イ: : : : : : : :l: : : : l: : : : : : : : : \
 /;:/: : : : : : : |: l : : |、: l: : : : : : : : :ヽ
/// , : : : : :l_:_/|: l : : l l_:_|_: : : :ヽ: : : : l
  / /: : : :/ 'l:./`|: l: : { ´l: |、`ヽ: : l: : : : !
 ,' /| : : /: :/|{  l/l: : | ヽl \: : :l : : : l
 |/ |: : /: :ハr┯┯ l : |  ┯┯yl : |: :\l
.   |: :lイ ;'ハ b::|  ヾl  b::! l l: l`l:`メゝ   わたしが欲しいのは
   ヽ| レ |: :l  ̄      ̄・ l l/ー': :l
       l.:|: :ゝ、._  ー'ー'  _,.ィ': : l:: : :|     まさにスポーツとしての砲術なんだよね
       |.:|: : : :__二7T ¨´lヽ、| : :l: : : |
       |.:|: : :||    l´___7 |: : |、: :│
       |:,ゝ、:ヽ   │  / /: :/ !:: :|
       |:l\ヽ: l   |  /  l: ://.|:: :| ← 徳川家康

健康オタクの徳川家康である
祐直は 駿府城に出仕することになった



そして……

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::          :::::::::::::::::::::::
            Ο          :::::::::::::::::::::::
             )          :::::::::::::::::::::::
            (
 :::::::::::::::::::::::::     )   ヒルルルルル・・・・・・・・・・
:::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  (        ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                         :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::    )



::::::                              /
::          . .* * * *              /  _/ _/      :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
          *   ! !  ! !  .*
        *  ヽ   * *  / .*          /\       |              :::::::::::::::::
       * ヽ  * 。+ 。 *  /  *        /  \/      _/          /
       * ヽ  * 。* 。* 。+。* / *    __/      ̄  / |   __/   /    ::::::::::::::::::::
     * + * + + 。。+  *  *  + .*           \/ _|          /
     * ― ‐*  * o ○。 * +  *.‐― *                        ./
     *  + * + * o   * + * * *                    __ノ  :::::::::::::::::::::::::::::
      *  / * 。+ * 。 + 。 * 。ヽ *.
        *  * 。* 。+ 。 * 。+ *.                 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        * / * * 。 * 。+ヽ *                   ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
         *   i i  i i  *                   ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
            * * * *                ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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             ! | | !  :::::::::::::::::::::::::       ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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              |    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::



その後 稲富流砲術の技術は 三河花火に応用されることとなった

           ※※ ※※
         ※ ☆ ☆ .☆ ☆ ※
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         |: :/| :│ : | /イノ'ハヽ :{ :>弋_Yソ |│:.Vヽ: : :│ +
         | :ハ: : ヽ:小'{iヘ_Yソfj⌒ヾ、 ''  ̄  ,| j: : :! } : : |
         ∨ ヽ: : ト{ ハ ゞ'´/tー'^ヽ`ー‐ '´|/∨:|イ : :│  始めから こうすればよかったのかもしれませんわ
        ヽ   \!/\j__''_ノ ∨  }    / : : :.|│: :│
               |: :.:ノゝ, __/⌒'<_ イ.: : : :.:|⊥:.:八
               |: :/: :j: : |/ ノ`ーくヽ ∨: : : : : リ'⌒\丶
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            / : / /7   Y '´ ,ィ’ : /: :/       |: : :\
             /: : : / ∧{.   ノ // : : /: :/      │: : : :.ヽ
          /: : : /{ノ ヽ\ー/「 /! : :∧:/       ハ: : : : : :i
            /: :./ :厂\ \\ヽ∨∧ / 〃          {: ヽ.: : : :|

<その30 優しい狙撃手>おわり



714 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 20:14:18 ID:YNRvCAHB

そろそろ残KBがー


716 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 20:17:13 ID:E+zEt9lV

なるほどなあ…
まあ、技術を伝える人としてはいいけど
殺しをやる武士としてはって所か、おつー


717 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 20:17:31 ID:I6xSrGdc

 乙でアリマス。
やる夫で葉隠を紹介するスレでも、これまたアカギが主人公です喃。
まさにハマリ役で砂。


718 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 20:19:04 ID:AuFaaeb3

乙でした、武士というより職人という気質だったのかもね


719 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 20:25:10 ID:0K0ZcXNJ

本当に道を誤ってた人だなw


720 名前:名無しのやる夫さん[] 投稿日:09/04/12(日) 20:35:55 ID:uGWjAA2B

>>719
・・・ナイス突っ込み。


721 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 20:37:24 ID:t9IiR/q4

乙、いいオチだなー


722 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 21:10:23 ID:rMeRNzvI

そういや、家康は鉄砲の名人らしいな


723 名前:名無しのやる夫さん[] 投稿日:09/04/12(日) 21:24:06 ID:H3lsoG8Z

いや家康の剣術やら鷹狩りは有名だけど、
神君家康公になって以来後付でいっぱい色んな名人になったからなぁ。


724 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 21:44:50 ID:rMeRNzvI

鷹狩りの名人ってのは初めて聞いた
好きだってのは知ってたが


725 名前:名無しのやる夫さん[sage] 投稿日:09/04/12(日) 23:50:29 ID:+LAW5aTK

地味な印象があるけど、個人としての技能はチートじみてる。
老境に入ってからも射撃、水泳、医術や学問の一部などで人並み外れてたそうだ。




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| 16:22 |コメント(7)
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■御感想or寝言

5299 名前:無関係な名無しさん [] 投稿日:2009/04/14(火) 09:18:41 ID:-

おまえは何を言っているんだのやる夫の表情www

稲富さんはヤンデレの嫁守れなかったからなあ…


5300 名前:無関係な名無しさん [] 投稿日:2009/04/14(火) 09:52:19 ID:-

幕府を開くような人は多趣味で多才になっちゃうのかねぇ、結果的に


6022 名前:無関係な名無しさん [] 投稿日:2009/04/20(月) 13:50:29 ID:-

チートキャラにされたのは家光後
ご神君家康=神様になっちゃった結果
「神様の○○はたいしたことなかった」
「神様の△△は下手の横好きだった」
とか書けなくなっちゃったんでそ


6634 名前:無関係な名無しさん [] 投稿日:2009/04/24(金) 18:49:58 ID:-

というか
才能に溢れ自己研鑽で技を磨けるくらいの人物なら兎も角
凡夫は誰かから技を習得しなければならないわけで
しかしながらやたらと金がかかったり、そもそも部外秘だったり
今と違ってそうそう簡単に教えてもらえなかったりするんですよね

つうことで家庭教師に事欠かない立場の人は何も習っていない人よりもそれなりに優れるのは当然なわけ
名人かどうかはまた別の話ですが


6641 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [] 投稿日:2009/04/24(金) 19:30:07 ID:-

上でも書かれてるけど、ほんの何十年前でも、武道の技とか一部は当時の金で何百万積まないと教えてもらえなかったからな。これほど昔だとそれこそ秘伝だらけだったんだろう。


47038 名前:無関係な名無しさん [] 投稿日:2015/03/28(土) 00:18:58 ID:-

人が殺せない超絶技巧のプロが平和な道へ、って
漫画とかじゃたまーに見るが実在するもんだなぁ


47150 名前:無関係な名無しさん [] 投稿日:2015/04/18(土) 20:33:59 ID:-

まあでも、家康が多芸に優れた人物だったのは事実だと思っていいんじゃないかなあ
それを否定できる史料はないし

稲富はホント、生まれた時代を間違えたとしか
まあ炮術の進歩はこの人抜きに語れないんだけど


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